今回は、どんなときに傾聴サービスが役立つのか?という話を少ししていこうかなと思います。
大きく分けると、以下の6個くらいになるかな。
①さみしいとき
➁頭の中を整理したいとき
③ストレス解消とガス抜き
④思い込みの解消
⑤何か意思決定したいとき
⑥自分で自分を受け入れられないとき
一つずつ話をしてみますね。
今回は①と➁。
①さみしいとき
まずは、孤独の解消というのがあります。
人間って普段いろんな人と関わっているけど、
・自分のことを分かってもらえないとか
・話を聞いてくれる人がいない
・悲しみやつらさを共有してくれる人がいない
そういう孤独感を抱えている人が多いんじゃないかなと思います。
本当は仲良くなりたいし、自分のことも分かってほしいんだけど、
・価値観の合う人と話をしたいな
・深いところで共感し合えるような人と話がしたいな
・自分が弱い、めんどくさいって思われるんじゃないか
・嫌われたくないな
そういうのがあって、なかなか自分の深い部分の話ができないっていう人も結構いますよね。
やっぱり上面だけの関係だとどうしても寂しくなったりとかして、
自分は一人だなーって思うと、すごく虚しくなっちゃったり。
そういう孤独があるので、傾聴サービスを使うことによって、
「自分の中身、深い部分の話っていうのを誰かに受け止めてもらう」
っていうことが、すごく精神的に楽になるきっかけになったりします。
➁頭の中を整理したいとき
次に、脳内整理ということで、言語化とか壁打ち効果っていうのがあります。
これはつまり
「誰かほかの人に頭の中の話を吐き出していくと、自然と整理されて行動を起こしやすい」
という効果です。
言葉にするっていうのは人間にとってすごく大事なこと。
言葉にして初めて脳みそが「現実的に認識する」っていうのがあるんですね。
これどういうことかというと、
絵が上手な人、例えば、トラックの絵をすごい上手に描ける人っていうのは、
「トラックの外観を言葉ですごく細かく表現できる人」なんですね。
逆に、すごく絵が上手な人でも、
・今までに見たことがないもの
・一度しか見たことがないもの
っていうのは、上手に描くことができないんですね。
絵だけではなくて、
例えばカレーを作るとか、iPhoneを組み立てるとかも同じ。
私たち一般人は、カレーは作れるけど、iPhoneは作れないですよね。
それは、一般人はカレーの作り方をよく知っていて言葉で説明できるから。
だからiPhoneの作り方も、日常的に知っていて工程を全部理解できていたら、言葉で説明することができます。
そしたら、部品さえそろっていれば組み立てていくことは可能なわけです。(技術的なスキルも言語化ができれば習得は可能ですしね)
なので言葉で説明するってことは、行動に起こすことが可能だなんですね。
で、傾聴サービスを通して言語化していくと、
・自分に課している限界
・思い込み
・これからどうしていきたいのか
っていうのも、見えやすくなります。
頭の中でぼんやり考えていることっていうのは、実態があるようでないんですよね。
頭の中でぐるぐる回っていることを言葉にして吐き出すことでいったん外に出すんです。
自分で自分を見ることはできないから、鏡に映す、みたいな。
ちょっと遠いところから見るっていうことによって、
ああ、自分ってこんな感じなんだってわかるようになったりするわけです。
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