傾聴を受けることで起こる未来、受けないことで起こる未来


こんにちは、いきもです。

今回はですね、

傾聴サービスを受けるとどんな未来が得られるのか、
逆に傾聴サービスを受けないことどんな悲しい結果が起こる可能性がでてくるのか

ということについて話をしていこうと思います。

 

傾聴を受けると起こることとは?

誰にも話せなかったことを話せたっていうその開放感

まずですね、傾聴サービスを受けるとどうなるかってことでやっぱり一つ大きいのは

安心感と開放感。

それが多分大きいと思うんですよね。

 

ずっと心の底で蓋をしていたことに、言葉を通して初めて向き合う瞬間。

すごく怖いけど、言葉にして初めて楽になるし、正面から向き合うことができます。

それができると、すごく安心するんですよね。

 

たとえるなら、

ずっと建付けの悪いぐらぐらした棚みたいな。

使えなくはないんだけど、なんか居心地が悪い。

地震とか大きなトラブルが起きると一番底が不安になる。

でも日ごろは忙しくて、そこにかまっている余裕がない。

だけどふとした時思い出して、「ああ、なんとかしなくちゃな」と思うけど。

面倒くさそうだし何が原因かわからないし、下手すればとんでもない問題(床がぬけてるとか?)が見つかりそうで先延ばしてしまう。

 

・・・みたいな、ちょうどそんな感じかなと思います。

 

あけてみたらなんか挟まってただけどか、ねじがゆるんでただけどか、

そんな小さいことだったりするんですけどね。

手をかけるまでが一番億劫なんですよね。

やらなくてもまぁ、生きてはいけるし。

 

でも放っとくと、大惨事にもなりかねない。

 

そういうあやうさがいつも頭にある。

 

そうした不安が解消されるというメリットが大きいですよね。

 

 

 

 
自分のモヤモヤの原因を理解できるようになる

あと、なんで自分はモヤモヤしているんだろうっていうその原因がわかるようになってきて、
少し楽になるんですね。

 

やっぱりモヤモヤの原因がどこにあるかっていうのは、頭で考えてもなかなか見つからないんですよね。

だからこそ、言葉という道具が役立ちます。
スコップみたいなんです、言葉というのは。

 

「よくわからないけどとりあえずしゃべってみよう」

みたいな感じで、いろいろ深堀りして話しているうちに、

 

「あ、私これが嫌だったんだ」
「悲しかったんだ」
「怒ってたんだ」

とか、そういう自分の心の状態を改めて発見することができたり。

言葉にするほどだんだん自分の根っこ(本音)が見えてくるっていうのはありますね。

 

心のセーフティネットを獲得する

あと、日常生活を送る上でも、

・困ったことがあった時
・本当につらい、でも誰に話せば?

ってなった時に相談する相手、吐き出せる場所っていうのがあるっていう風に、心のセーフティネット的な存在っていうのも一つあると思うんですよね。


やっぱり、しんどい思いをした時に、

「今日こういうことがあってね」っていう風に

安心して話を聞いてもらえる場所があるのとないのとでは、人の強さって全然違うと思っていて。

 

私も一時ぜんぜんしゃべれなかったんですけどね。

でも「全面的に聞いてくれる場がある」っていうのは「存在している」と思うだけで安心したりします。

 

それに副産物的だけど、

日常的な会話でのやりとりでも

常に聞いてくれるわけじゃないけど、

「タイミング見つけて声をかければまぁ多少は聞いてくれる」みたいな。

 

「どうせ話しても誰も何も聞いてくれるわけない!」

っていう思い込みが少し外れて、

「まぁ多少は聞いてくれる」

と思えるから少しガス抜きしたいときに身近な人にちょっと話す、ってことができるようになったりもします。

そこで小さいうちに解消出来たら、お金払う必要もなくなりますしね。

 

自己重要感が高まる

あとね、個人的に一番大きいのが、

「聞き役ばっかりしてて、なんか自分だけ損してるなとか削られてるな」

っていう感覚から、

「あ、私も誰かに大事にされてるんだ」
「私も頼っていいんだ」
「自分を心配してくれてる人がいるんだ」
「自分の言葉に耳を傾けてくれる人がいるんだ」

っていう風に、自己重要感を得る感覚がわきますね。

 

「自分に価値ないから誰も聞いてくれないんだ」

みたいな風に考えてた状態から、

「誰かが自分の言葉に耳を傾けてくれる」

ってなっただけですごく安心したり、自分を認められるようになったりっていうのは実際にあります。

 

なので、

「話をする、聞いてもらうだけで、そんなメンタル良くなるわけないじゃん!!」

とか思うかもしれないんですけど、

やると必ず、「あ・・・!」っていう気づきが出てきたりするので、とてもおすすめです。

 

傾聴受けないとどうなる? 

逆に、今度は経調サービスを受けないでいるとどういうことになる可能性があるんだろうか、という話もすると。

 

そもそもじっくり話を聞いてくれる人がいれば十分それで足りると思うので、
傾聴サービスぶっちゃけ必要ないんです。

 

けど、

・そういう人が身近にいない
・話聞いてくれそうな人がパッと浮かばない
・自分の話を大事なこととしてとらえてくれる人がいない

そんな状態っていうのがずっと続くとですね、

一つは、誰にも相談できないっていう状態なので、物事を冷静に判断できなくなるんですね。

 

・自分の価値をすごく低く見積もったり
・助けてくれるはずの人の手をふり払って自ら孤独を作り出したり
・人からの信頼も全部切り捨てて避けられがちになって、人間不信になったり
・何か発言したほうが信頼を得られる場もあるのにあらゆる場面で口をつぐんでしまったり
・マイナスな自己評価が加速して「存在しないほうがいい」に思考が傾いたり

とかしてしまったりして、自分をさらに苦しめる状態っていうのを作り上げてたりします。

やっぱりこう、「誰も自分の話なんて聞いてくれないんだ」っていう風に思っちゃうと、思考がどんどん「自分を排除すべし」な方向に流れがち。

そんな状態を掘っておくと、本当に社会から自分を排除しようとしだします。

ホント、人間の脳みそって思考に忠実だから、考えたら行動しだしてしまう分危ういです。

 

だからこそ、他人に介在してもらうことで

「あなたの言葉には価値があるよ」

ってことを一度再確認することが大事だなって思います。

 

ホント、一時期私も「消えたほうがいい」ってことばかり考えてたんですが、

ほんの10分とか、聞くに堪えない自分の重苦しい話(いかに私がクズかって話)を聞いてもらっただけで

「あぁ、存在していていいのか」

と思えたりしましたから。

 

聞いてもらうだけで「生きてていいんだ」と思えるなら、どんどん活用しない手はないなって思います。

 

もし本当に

「生きてる意味が分からないくらい苦しい」
「なのになんでそこまでして生きなくちゃいけないの?」
「世の中みんな、こういう話題になるとはぐらかしてばっかり!」

と思ったら、問いかけてもらって構わないです。

本当に答えが知りたい場合は、お伝えします。
(知ってるから私も病みに病んでも希望を失わずに生きてられます。)

 

ということでちょっと蛇足でしたが。

今回はこんな感じで締めたいと思います。

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